認知症の患者さんは症状が出現してからを受診させるまでが大変なことがよくあります。
 
 もちろん本人を連れていくのも大変なんですが、家族の理解もない場合も多く、ケアマネからの愚痴を聞くこともたびたびあります。
 
 東京都の報告では家族が最初に認知症ではないかと気づいて受診までいきつくのに平均2年かかったというデータがあります。

 というのは思っていてもなかなか受診させないんですね。
 我が親だけに気持ちが複雑なのかもしれません。

 私が外来でみる患者さんは全く問題なしかもしくは、なんでこんなになるまで放っておいたのという患者さんか、両極端です。もっと早く来てくれればという患者さんも多いのです。平均2年かかれば「あ~あ~」という状況になるのも仕方ないかなあとも思います。

 疑えばすぐ受診。そうすることで結論はでますし、進行を遅らせる治療もあるあし、環境要因を整えることで家族も楽になるんだけどね~と思うことも多々ありますね。
 
 ここも言うは易く、行うのはかたしなんでしょうね・・・。

あるイギリスの有名な雑誌にこんな記事がでていましたのでご紹介します。

 認知症発症後の生存期間を推計し、背景因子ごとに解析を行った結果、フォローアップ期間14年における認知症発症後の推計生存期間中央値は4.5年であり、性別、発症年齢、機能障害が生存期間に有意な影響を及ぼしたということであった。

 男性で高齢で認知症を発症した場合はその傾向が顕著であったとのことです。

 認知症がみつかって平均4.5年しか生きれないというのは正直ビックリしましたね。

 短い。みじかいですよね。

 でまた男性で高齢だと余計悪いっていうのは理解できますね。

 先日、話し相手がいない人は脳卒中になっても早死にするという話題がでたばかりですが、同じような印象を持ちましたね。

 認知症に対する画期的な治療法がない現在では、やはり予防が一番大事だってことでしょうね~。

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 大量の飲酒や喫煙は何となく体に悪い。ひいては認知症(アルツハイマー病)にも悪そうな感じはしますよね。そういう論文がわりましたのでご報告いたします。 
 
 大量飲酒者はそうでない人よりも4.8年間早くアルツハイマー病を発症した。
 
 大量喫煙者はそうでない人よりも2.3年間早くアルツハイマー病を発症した。

 ということです。
昨日は肥満もやせも駄目という話でしたが、多量飲酒も多量喫煙も駄目。当たり前といえば当たり前の話なんですが、品行方正にしないまま年を重ねてボケてしまうという本当に辛い話ですね。

 是非、ご参考にしてください。

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