オレオレ詐欺が以前からですが非常に世間を騒がしています。
銀行やCDでも「オレオレ詐欺ではないですか」と警告されていても後を絶ちません。
認知症の患者さんは格好の餌食になっています。
ここ最近あるのが認知症の患者さんに近寄って来て、ここに名前を書いてと言って、気軽にサインすると、それが金銭の借用書だったというケースがあります。そこの家族は授業料だと言ってましたが、私は必ず被害届を出すように話しました。 金額は数万円ですが、おそらく犠牲者は一人だけではないはずです。
私がみている患者さんにも500万円という大金を詐欺にあった人、80万円振り込んだ人などたくさんいます。
やさしく近寄って指図するのです。
年金が入る15日なんかはきっと、私たちの目の見えないところで悪がはびこっているのです。
ですから ここ最近は印鑑は押さないようにですとか、署名しないようにですとか、必ず患者さんや、その家族にも事例を挙げて説明していますが、これがどれほどの効果を残すか心配ですが、地道にやっていこうと思っています。