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本日はタイトツのような話しです。

実はこの度保険会社に「認知症」の話しをするために伺います。
というのも現在、保険会社では「認知症に関連する」商品が各社から発売されています。

一番最初は「太陽生命」の「ひまわり認知症治療保険」だったと思います。

認知症になると介護保険サービスを含めて、お金がかかります。

在宅で見ている分はまだいいですが、グループホームなどに入所すると、一人の年金でまかなえることができない人が大変増えるわけです。ですから、早めに保険に加入し給付しておこうということです。

高齢化社会かつ認知症が社会的な問題になっている我が国ではしごく当然の話だと思われます。

今回私は損保ジャパン日本興亜ひまわり生命に出向きまして話しをさせていただくことになりました。

かなり認知荘については勉強されているとのことです。実際患者さんを見ている我々側の話しを聞いて、厚みを増して仕事に生かしていただこうという趣旨と思われますので、そのような趣旨で話しをすることになっています。

教科書のように簡単ではない。

認知症は一人一人で大きく違う~!

認知症の診断は簡単ではない~!

世の中は誤解に満ちあふれている~!

などなど実際の症例を交えて、「事件は会議室でおこっているのではない。現場でおこっているんだ~!」という
話しをしてくる予定にしています。

また話しをするだけでなく、商品を売られるみなさんお話しも是非是非参考にしていきたいと思っております。

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本日は教育レベルと認知症発症の関係性についての新しい研究報告になります。

通常は高学歴の人の方が認知症になりにくいという報告が圧倒的におおいのですが、そうではないという報告になります。

雑 誌:Neurology.2019 Mar 5;92(10):e1041-e1050

著 者:Wilson RS et.al

所 属:Rush University Medical Center, USA

趣 旨:教育レベルは認知症の発症年齢や進行速度と関連しない

目 的:従来の研究では、高学歴の人は低学歴の人に比べていったん認知機能低下が始まると進行が速いことや、脳内のアルツハイマー病マーカー値が高い高学歴の人はマーカー値が同程度で低学歴の人ほど認知機能低下が急速ではないことが示されていた。

対 象:米国のカトリック聖職者が対象のReligious Orders Studyおよびシカゴの高齢者が対象のRush Memory and Aging Projectの2試験の参加者計2,899例。試験開始時平均年齢78歳、平均教育年数16.3年(0~30年)、平均追跡期間8年。

方 法:全例が年1回の認知機能検査を受け、死後の脳剖検(10種の神経変性、脳血管マーカーを検出)に同意した。試験期間中に696例が認知症を発症、752例が死亡、405例が認知症を発症後に死亡した。

結 果:全体では、教育レベルが高い参加者ほど試験開始時の思考・記憶能力が高かったが、教育レベルと認知機能低下速度との関連は認められなかった。認知症発症群では、認知症診断の平均1.8年前から認知機能低下が進行していたものの、教育レベルと認知機能低下の開始年齢および進行速度に関連は認められなかった。

また、教育レベルが高い参加者ほど脳全体で検出できる梗塞発症率が低かったものの、その他の神経病理学的マーカーと教育レベルとの関連は認められなかった。

考 察:その後の思考・記憶能力が関与する活動(例えば外国語の習得や社会活動・高い知的能力を要する仕事・人生の目的を持つことなど)も認知予備能の維持に重要な役割を果たしている可能性があり、それらは以前の学校教育より関連が強いのかもしれないとの見解を示している。
「認知機能低下が同じ速度で進行するならば、やはり進行開始時点の認知予備能は高い方がよい」としている。

危険因子と認知症発現の因子については、明らかな結論をみるものとそうでないものが玉石混淆ではあるが、少しずつ今後も解明されていくと考えています。

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本日はタイトルのような話しです。
大変興味深い研究論文と思います。

認知機能が低下した祖父や、物忘れのひどい大叔父がいる人は、自身もアルツハイマー病を発症するリスクが高まる可能性がある。特に、近い親戚に患者がいる場合はその可能性が高い―そんな研究結果が発表されました。

タイトル:Relative risk for Alzheimer disease based on complete family history.
    (家族歴からみるアルツハイマー病の相対的危険性)

雑 誌:Neurology. 2019 Apr 09;92(15);e1745-e1753.

著 者:Dr. Lisa Cannon-Albright((Uta Univ.USA)

対 象:1800年代のユタ州の住民データベースを用いて、27万人以上の住民の死亡証明書をデータベースの情報と関連づけ、そのうち約4,500人が死亡時にアルツハイマー病を有していた。

結 果:
/董Ψ残錣箸い辰紳莪貪拔畤銅圓縫▲襯張魯ぅ沺蕊卒擬圓1人以上いると、自身もこの疾患を発症するリスクが1.7倍。第一度近親者に患者が2人以上いる場合には、このリスクは約4倍。4人以上の場合は14倍。

第一度近親者と第二度近親者のいずれにもアルツハイマー病患者がいると、自身の発症リスクは2倍。また、第一度近親者に1人、第二度近親者に2人の罹患者がいる場合は、発症リスクは21倍にまで上昇。

B莪貪拔畤銅圓縫▲襯張魯ぅ沺蕊卒擬圓いなくても、第二度近親者に2人以上の患者がいると発症リスクは1.25倍。曽祖父母や大叔父、大叔母といった第三度近親者に2人以上の患者がいる場合でも、このリスクは1.17倍。また、遠い親戚に患者が多ければ多いほど、自身のリスクも高まっていた。

結 論:アルツハイマー病の家族歴は、アルツハイマー病のリスクを正確に予測するための有力な情報。

考 察:家族歴は変えられないが、アルツハイマー病には修正可能なリスク因子がある。発症リスクを抑えるためには、知的な刺激による脳の活性化や定期的な運動、健康的な食事を心掛けるよう勧めている。

興味深い論文です。

家族歴の重要性は今まで十分指摘されていました。ベースにはApoEε4蛋白といったものを持っている家系的な遺伝子的な要因があることも推測できます。

今後、前方視的な研究が望まれます。

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