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以前、認知症の男性がJRの駅構内に入り込んで、電車にはねられ死亡したという痛ましい事故がありました。

実はその件がおこった際には、あまり報道されなかったわけですが、その件が脚光をあびたのは、JR東海がなくなった認知症患者さんの家族に対し、損害賠償請求を行ったからでした。

地裁・高裁・最高裁まで上告され、最終的にはJR東海の意見を棄却して結審しました。

我々、医療者側も安堵しました。同じような患者さんをもつ家族も安堵されたことでしょう~?!

しかし、それと同時に同じような件で損害賠償を請求される可能性があることを示唆した1件になりました。

その後、久留米市でもこのようなケースに対して、安い掛け金をかけて代わりに賠償しましょうという制度を作りました。
同じような取り組みが神戸市でも始まるようです。

神戸市は2019年4月、認知症患者が事故に遭った際の新たな救済制度を開始する。これは、同市の「神戸市認知症の人にやさしいまちづくり条例(神戸モデル)」を一部改正して実施するもの。

救済制度では、認知症患者が事故を生じた際に賠償し、被害者にも見舞金を支給する。

神戸市が導入する制度の特徴は、認知症患者の賠償責任の有無を問わず、被害者救済の観点から被害を受けた神戸市民に対して見舞金を支給する点。患者に賠償責任がない場合に、被害者に見舞金を支給する制度を設けるのは神戸市が全国初。

神戸市の新制度では、認知症患者に賠償責任があると判断された場合は最高2億円、賠償責任がないと判断された場合でも、被害に遭った市民に対して見舞金として最高3000万円を市が給付する。

 神戸市はこのような事故救済制度の新設に加え、新たな診断助成制度も導入する。診断助成制度は、65歳以上を対象にしたもので、地域の医療機関で自己負担なしで認知機能検診を受けることができ、認知症の疑い「あり」となった場合には、認知症の精密検査を市内の専門医療機関で受診できる。

 新制度の導入で早期診断を促進し、認知症と確定診断された市民は、先述の事故救済制度の対象者とする。新たな診断助成制度は1月28日から開始する。

 神戸市は、事故救済制度と診断助成制度の導入に必要となる費用を約3億円と試算し、2019年度から、市民1人当たりに年間400円を増税して財源とする。新規制度は、まずは3年間の予定で実施し、取り組みについての検証を行う。

 同市保健福祉局高齢福祉部介護保険課認知症対策担当課長の宮川知幸氏は、「できることなら国にこのような制度を導入してほしいが、国の対応を待つのではなく、まずは全国に先駆けて神戸市で実施することとした。今後、全国に広がってほしい」と語る。加えて、「高齢化が進み患者数も増えていることから、まずは認知症を対象とした。この取り組みをしっかり行い、検証した上で、他の疾患に対象を広げるかどうか検討したい」と話している。

 全国的にこのような救済制度ができることが本来望ましい姿ではありますが、各市町村でたちあげていって、全国一律に新しいシステムが構築されていくことを願っています。


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本日は最近の研究論文からです。

レビー小体型認知症は幻視・妄想などのBPSDがでやすい認知症で、治療経験の豊富な医師でも難渋することがよくみられる。また薬の効果についても個人差があり、患者個人でテーラーメイドの治療が求められる。

そんな中で、レビー小体型認知症を治療する側の日本の医師で精神科とそれ以外の科の医師ではどう違うかをアンケートを使って浮き彫りにした論文です。

雑誌:Psychogeriatrics(2019/2/5)

著者:小田原 俊成(横浜市立大学)

目的:レビー小体型認知症(以下DLB)は、認知症患者の行動と心理症状(BPSD)を伴う進行性の認知症です。日本におけるDLB治療に関して、現在の臨床診断の状況調査を行った。

方法:日本の認知症臨床を行っている医師を対象に調査を行った。対象医師は、精神科医(P群)と神経内科・脳神経外科医(NS群)の2群に分け、DLBの診断と治療、特にBPSD治療に関するアンケートを実施し、両群間の比較分析を行った。

結果:
P群は、NS群と比較し、バイオマーカーによる検査頻度が低く、自分自身の治療戦略を決定する頻度が高かった。

⇔招欧砲いて、最も治療優先順位の高い症状は、幻覚もしくは妄想であった。

N招欧砲いて、回答者の70%以上が、BPSDの治療に難渋していた。

と鹹蠏森垣鎖隻駄瑤蓮P群においてより頻繁に使用されていたが、NS群でも70%の患者に使用されていた。

ト鹹蠏森垣鎖隻駄瑤了藩僂1年以上に上る患者は、3分の1を占めていた。

考察:著者らはDLB患者のマネジメントをするうえで臨床医が直面する問題を浮き彫りにし、DLB患者のBPSDを効果的に治療する必要性を明らかにしたとしている。日本の医師は自分の出身の科(精神科・神経内科・脳外科)の如何に関わらず、DLBのBPSDに対しては効率的に非定型抗精神病薬を使われていると考えられる。



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本日は私が講演会で話しをさせていただいたという話しです。

今回の主催は「春日市介護を考える家族の会」と「社会福祉協議会」の共催でおこなわれました。

当日の会場は春日市の社会福祉協議会で110人もの人にご参加いただきました。
またケーブルテレビの取材もあって賑やかな会になりました。

今回のテーマは「脳血管性認知症」についてです。

事前に春日市介護を考える家族の会のスタッフとご相談させていただきました。

一般的にアルツハイマー型認知症の話しが多くて、そうではない話しが聞きたいというリクエストでした。

ということで2番目に多い「脳血管性認知症」のお話をさせていただきました。

役75分程度でしたが、最後まで真剣に耳を傾けていただきました。

かかりつけの患者さんも多く出席していただきました。

講演後の質問も大変多く、実際的な質問も多くいただきました。

少しは有意義な会のお手伝いができたのではないかと思っています。

意外に聞けるようで聞けない話だとも言っていただき大変恐縮した次第です。

また来年も呼んでいただけますよう今後も努力していかないと思いました。


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