読売新聞レカネマブ
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このブログでも何度か紹介しました新しい認知症の薬「レカネマブ」ですが、1月7日でアメリカでの承認がおりました。
一歩一歩前に進んできました。

以前も大きなハードルがまだいくつかあると書きましたが、そのハードルの中の一つを越えることができました。

ただし何度も書きますが、これでど~んと前向きにスタートするわけではないと思われます。使用できなくなった抗認知症薬「
アデュカヌマブ」という薬もこのハードルは越えたわけですから、ここをclearすることは想定の範囲内です。

また、この承認と前後して「レカネマブ」投与で3例目の死亡例がScience誌に報告され、注目をあびています。
 Science News. Dec 20, 2011(doi: 10.1126/science.adg4937)

まだ
、延長試験が米国では続行中ですので、この経過については十分注目していかないといけません。

金額についてですが、350万円程度という報告がなされました。思った以上に安い設定ではありますが、それでも高額の医療費になることは間違いないわけです。

全てのアルツハイマー病患者が使えば国は滅びます。ですから以前も書きましたように、一定の患者さんという制限が設けられるはずです。

A)患者側要件

1)年齢 2)認知機能 3)pureなアルツハイマー型認知症(脳脊髄液検査/PET)
4)脳血管障害が全くない(特にアミロイド脳症)

B)使う医師側の要件

1)一定の条件を備えた医療機関(MRI/CT/入院施設)
2)専門医は必須   3)一定の治療経験

こういったものをclearした患者さんで、かつ高額な医療費や副作用の発現、定期的な医療機関への確実な通院や画像検査など、多くのclearすべき問題があるようです。

ですが、今後の経過について大変興味深く注目していますし、いい結果になることを祈念しています。

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 本日が2022年最後のブログ更新になります。

 今日のテーマは12月28日朝日新聞の投稿コーナーでのディベート?
「どう思いますか? 高齢者の運転」というお話です。

 おそらく先日福島県での97歳の高齢者の運転する車が歩道を暴走し、40歳代の女性を死亡したという事件を受けて12月10日運転免許の定年制を導入してはという投稿への賛否両論の意見が掲げられた。

 この投稿は大変きちんとした内容で、免許返納した高齢者のその後の生活にも踏み込んだ意見を述べていて、一見の価値ありと思われる。私も定年制の導入は必要だという意見には理解できる。

 少なくとも免許を持てる年齢が18歳以降と決められている。モータースポーツのF1ドライバーでさえも18歳にならないと公道が走れないということになっている。これに異論がある人はいないと思われる。
であるならば、逆に目・耳・運動機能・反射神経などが老化していき、機能低下がすすむ一定の年齢に定年もしくは卒業年度を設定するのはおかしくない。

 もちろん、一定の条件をclearした高齢者には免許を再度交付するというシステムにすればいいと思っている。75歳もしくは80歳が現時点では妥当な年齢だと考える。

 意見の中にもあるが「不便」でも「不幸」よりはいいのである。また、80歳に人からは高齢者の生活圏を守れるのか?という意見もある。これも理解はできる。しかし、前もって定年もしくは卒業が決められていれば、そこに向かっていろんな準備をしていくだろうし、逆に若い人と同じ能力が担保されれば継続も可能とすることで、ご理解いただけるように思う。また、同様の意見「踏ん切りがつく」も見られた。

  悲惨な高齢者の事故を防ぐためにも。この議論を高めることが重要である。常日頃、この件に関与している。前もって家族内で議論を重ね定年/卒業された高齢者をみると決して悪くないと感じている。
  
  以前にも新聞記事で前もって準備することで豊かな暮らしができている。体力・筋力が下がってしまって車がないと全くもってこまってしまうようになると、しがみついて離れなくなる。ですから前もって定年/卒業があれば、その前の段階からライフスタイルを変えていかないといけなくなるので、それがいい結果になっていくのではないかと思っている。


  1年間大変ありがとうございました。
  また、来年もブログをupしていく予定です。
  もっとこまめにupすることを目標にしていきたいと思います。


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本日は映画のご紹介です。
2018年に「認知症の母」それを支える「父」の物語を娘である信友直子監督が映画にした「ぼけますから、よろしくおねがいします」は観客動員数20万人を越え、このタイプの映画としては異例の大ヒットでした。

その続編が、本年3月25日から全国の小規模劇場を中心に上映が始まった。
前作も今回と同様、春日市のNPO法人「小さな家処々」の主催で、春日市社会福祉協議会で上映を行いました。当院も協賛ならびに、皆さんとお話をさせていただく機会をいただいております。

信友直子監督のインタービューならびに、短くまとめたものは
https://www.banger.jp/movie/75666/
ここでご覧ください。

今回の上映はコロナ禍もあって、午前・午後の2部制で、それぞれ定員50人で行われました。
認知症のお話ではあるけれど、これは純粋に「Love story」なのです。

この「Love story」には綺麗な女優さんも男優さんもでてきません。
難聴の夫・認知症の妻・そしてそれをカメラで追う娘の3人がでます。

しかし、これは高齢者夫婦の愛の物語なんです。
愛の深さに大変感動しました。
2回の上映では涙し、鼻水をすすり、新たな発見をしつつ見させていただきました。

春日市の市長さん・副市長さんもお越しいただき、その場で多くの市民に見ていただきたい。大きな会場でまた上映会をしましょうと言っていただきました。

是非、皆さんにも見ていただきたい作品です。


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