コロナウイルス感染症がとまりません。
ついに春の甲子園も中止されました。
出場予定の球児ならびに関係各位の皆様・並びにファンの皆様には大変心苦しい結果ですが、この判断が後々良かったと思える状況になるように大人達は鋭意努力していかないといけません。

そんな中ですから、私も今月19日に静岡へ認知症の講演会に招待されていましたが、このご時世ですので残念ながら中止になりました。

70枚ほどのスライドを準備しておりましたが、使用できません。
この騒ぎが収束しましたら、後日行われる可能性もありますので、このまま保存していきます。

当院の外来状況もですが、2-3割の患者数が減っています。
また定期的通院中の患者さんについても患者さん自身が来院されず、ご家族のみが受診という形も大変多くいらっしゃいますので、待合室は閑散としております。

新型コロナウイルス感染症の診断がきちんと行えない状況があること、また感染症にかかっても治療の道標になるものがないことが不安をあおっているものだと思います。

8割の患者さんは、周りに感染させずに収束させています。また死者数をみても死亡率がそれほど高いわけではなく、かつ治療して退院されている患者さんも数多くなっていることも発表されています。

ですから、早く診断がsmoothにできるようになること、有効な治療方法が明示されることが、不安の解消に繋がるものだと思います。