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 フィギュアスケートの羽生君の転倒事故が大きな問題になっています。
 
 脳神経外科医として、ボクシング・ラグビー・柔道などのドクターとして関わっている立場としては、あれは出場させては絶対にいけないケースです。
 
 選手は必ず出たいと言います。周りやドクターが止めないといけません。アメリカ人のドクターが縫合処置されたようですが、そのドクターとコーチが止めないといけない問題です。大人の事情もありますが、あれは選手生命に関わる問題になる可能性があるケースです。
 
 少なくとも柔道・ボクシング・ラグビーでは、あの時点で棄権扱いになります。コンタクト系のスポーツではないにしろ、あれは出してはいけない。ましてやよくやったとかいう美談的な取り上げ方は絶対にしてはいけない。対応のまずさをクローズアップしないといけないと思います。
 
 長くなりましたが、本日はタイトル通りの話です。脳震盪の話でしたので羽生君にも登場していただきました。
 
 著 者:米サンフランシスコ退役軍人メディカルセンター Dr. Raquel Gardner
 
 対 象:米カリフォルニア州で2005~2006年にさまざまな外傷で救急治療室を受診した55歳以上の患者5万2,000人弱を2011年まで追跡した。
 
 結 果:脳以外を負傷した患者で、後に認知症を発症したのは6%未満であったのに対し、中等度から軽度の脳損傷を負った患者では8%以上であった。55歳以上では、中等度から重度の脳損傷と認知症リスク増大の関連がみられたが、65歳以上では軽度の脳損傷でもリスク増大が認められた。
 結 論:高齢者の転倒防止のための取り組みが、身体の損傷だけでなく認知症の予防にも有用だと示唆された。「これまで、高齢期の外傷による認知症リスクを明らかにするのは難しかった。米国では外傷性脳損傷が高い比率で高齢者に生じているため、これは極めて重要な問題だ」と説明する。

 高齢者の転倒事故はより多くの因子があり。転倒しやすい人は認知症の人に多いというデータもあります。
いずれにしろ、転倒は危険性を高めるので注意が必要です。