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本日はまさにタイトルどおりの話しです。

現在、日本には90歳以上の人口が約200万人います。
その中で自力で生活できる人が半分の100万人。
逆に援助が必要な人も100万人です。

こんな状況が90歳代なんです。
平均寿命は男が80歳。女性が87歳。
平均寿命を越えた人たちが認知症になりました?!
果たして治療の必要性がありますか?と尋ねられたら、なかなかサクッと答えられる人はいないでしょう~!

東京大学名誉教授の松下先生は「90歳すぎた認知症は基本的に治療の必要性はないでしょう~」と答えられます。
それは「病気」ではなく、「正常加齢」と判断するからだそうです。

確かに「認知症」は「年齢にそぐわない加齢現象」だと私も一般の人相手の講演会では話しています。
ですから「90歳すぎれば認知症なんて当たり前じゃない~?!」と言われれば確かにそうだと思います。

しかし、昨今90歳overの認知症の初診患者さんは増えています。
86歳で南米最高峰の「アコンカグア」の登頂をめざす元気な人がいますし、亡くなりましたが100歳を越えて世界中を飛び回る「スーパー老人」の活躍が目につくからなのかもしれません。

安倍内閣は「人生100年時代」に見合った生活支援をなんて~?! そんな話しもあります。

しかし、実際問題として一緒に住む90歳代の両親・祖父母が「認知症」になったら、やはり大変だと思われます。

私は総論として「90歳過ぎた認知症は治療の必要性はない」に産生しますが、各論として「90歳以上の認知症患者さんを一律に治療しない」とはしていません。

例えば「大人しくて、BPSDのほとんどない90歳以上の認知症」については経過観察でいいと思います。

逆に「陽性のBPSDのほとんどが目立つ90歳以上の認知症患者さん」は必ず治療すべきではないかと考えます。

皆さんはどうでしょうか?
こんな常識は時代が変わると非常識になるのが「医学の常」ですが、現時点では概ね先生方の理解を得たものではないかと考えます。


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