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今回は認知症の予防についての話しです。

その名前は「肥満パラッドクス」です。

グラフは「50歳時の体格と認知症リスク」ならびに「65歳以上の体格と認知症リスク」のグラフです。

50歳時では、肥満があると通常体型の人より高血圧・糖尿病・高脂血症などの生活習慣病の割合が増加するので、認知症になる可能性が高くなります。

ところが、65歳以上になると肥満傾向になるほうが認知症のリスクが下がり、逆に低体重の人の方が認知症の危険性が高くなります。

この現象を「肥満パラドックス」と呼びます。

一般的には高齢者になっても肥満の人がいろんな意味でリスクが高くなるように思われますが、結果は全くの逆になります。

これは実は認知症だけの問題ではなく、死亡率についても同様に低体重で死亡率が高く、肥満者で低くなると言われています。

高齢者では、例えばアルツハイマー型認知症の診断が下される数年前から体重減少が見られることや、認知症の初期段階で筋肉量が減少し、それと同時に脳萎縮の進行が見られていくことがよく知られています。

これは高齢者では栄養状態が認知機能や生活機能に関連していることが推測されています。

昨今、高齢者においてフレイル(加齢とともに心身の活力が低下した状態)やサルコペニア(筋肉量が減少して筋力低下や、身体機能低下をきたした状態)といった概念があって、これらの状態は身体機能が低下し、肺炎・骨折・認知症など様々な病気を引き起こすと言われています。

筋力・体力をupさせて、フレイル・サルコペニアにならないようにすることが大事です。

それで認知症になる確率が減ることに繋がっていきます。

「体格」と「認知症予防」  簡単ではありませんね~!

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