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本日は3月末に新聞にもでた抗認知症薬開発中止についてです。

3月21日のニュースです。

米バイオジェンと開発中のアルツハイマー型認知症の治療薬候補「アデュカヌマブ」について、臨床試験(治験)を中止すると発表した。

3段階で進む治験の最終段階に入っていたが、十分な治療効果を証明できない見通しが強まった。認知症治療薬は世界の製薬企業で失敗が相次いでおり、開発の難しさがあらためて浮き彫りになった。

この報道の翌日、開発している会社である「バイオジェン社」の株価は一時28%急落し、「エーザイ社」の株価は2日続けてのストップ安(売り手が多く、株の売買が成立しない状況)になっています。

つまり我々医師側の落胆以上に、鋭敏に株式市場は強く落胆していることになります。

 野村証券のアナリストは同薬剤こそアルツハイマー病の最大の希望と考えていたため治験の中止は「大きなネガティブサプライズ」だと指摘。投資判断を「買い」から「ウエート下げ」に引き下げ、目標株価を1万7000円から6000円に変更した。

 また、50%としていたアデュカヌマブの成功確率を0%にするとともに、同じく「エーザイ社」が開発中であり、類似したメカニズムを持つBAN2401の成功確率も50%から10%に引き下げています。

  モルガン・スタンレーMUFG証券のアナリストも同日付のリポートで、このタイミングでの中止発表は想定外だとし、BAN2401に対する市場の不安も高まるようなら、さらに株価調整の可能性が高まるとの見解を示しています。

 アルツハイマー病治療薬を巡っては、米ファイザーなど世界の製薬会社が開発に取り組んでいたものの、巨額の研究費を使っても十分な有効性を認められず失敗が相次いでおり、アデュカヌマブへの期待は非常に高かった。

 しかし、このような結果は今後抗認知症薬の開発に強いブレーキがかかり、新薬開発は恐らくかなりのタイムロスになることが考えられます。

 我々以上に市場が期待し、驚き株価まで左右するビッグプロジェクトなのです。

 これからの状況も要注目です。

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