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本日は先週末行われた第20回アルツハイマー病研究会の話題です。
この研究会は、朝から夕方まで丸1日行われる名物研究会です。
今回、私が楽しみにしていた演題は「発達障害を認知症と診誤らないために」という演題です。
私はアスペルガーだADHDだ、ASDだという話しは聞いたことがありましたが、これほどじっくり聴いたことはありませんでした。
そもそも自分がいるフィールドに関係ないと本能的に排除していたかもしれません。
しかし、最近いわゆる「大人の発達障害」と思われるケースに出くわすことが多くなったのです。
菜の花診療所「北村ゆり」先生の院内の勉強会テーマは
.▲襯張魯ぅ沺次´脳血管性認知症 レビー小体型認知症 と達障害
とこの 銑だけだったのが、最近「発達障害」が増えているのでい鯆媛辰靴燭修Δ任后
このような発達障害を専門に診療していらっしゃる熊本大学 佐久田 静先生でした。
まだまだ若く、30歳代前半と思われる先生でしたが、一つ一つ丁寧な言葉使いで説明されて行かれました。
まず「発達障害」とは?
●生まれながらに特有の発達の偏り(非定型の発達)
●その発達は偏りは通常よりも著しく強い
●その発達の偏りゆえに、生活に困難が生じている
と規定されているようです。
ADHD(注意欠如・多動症)の有病率は報告者によっても差がありますが、2.5-10.7%
ASD(自閉症)の有病率は0.98%
つまり人口比でいえば、かなりの数が実際存在していることです。
児童期から発達障害を認知されていればいいのですが、わからないまま成人になっている場合には、認知症なのか発達障害によるものか判断するのは非常に難しいと言われています。
これからの診療には認知症の中に発達障害を考えながら診療していくことが非常に第鰺になっていきます。
そのためにも、これからは、もう少し発達障害というものに目を向け、研鑽していかなければならないと痛感し、ここを出発点にしていきたいと強く思った物でした。
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