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 本日は新聞記事からです。

 昨年4月16日、NHK「クローズアップ現代」という番組で「親のお金が下ろせない?!」という特集があり、当院でも患者さんからの問い合わせが殺到しました。

 もちろん、その番組前からそのような問題があったのは事実で、それほど重要視していませんでしたが、NHK番組以降、銀行側も少し意識が高くなっていろいろな問題が出てきたのは事実です。

 多くのご家族は、良好な親子関係の元で、子供さん達が親の預金を切り崩して介護費用にあてているわけですが、中には不当な利用や、甥姪などが故意に厳禁を引き出して、大変な問題になった事例もあり、慌てて後見人の申請などに至ったケースもあります。

 しかし、銀行側のお金の引き出しに対して厳格なルール作成は自らの首を絞めかねない事態であり、患者本人・ご家族・銀行側。誰をとってもマイナスになることはあっても、プラスになることは多くありません。

 金融庁を中心に簡単なルール作りがもとめられますし、元気な間にこれからの「お金の問題」(きれば車の運転・不治の病での延命治療なども含めて)については、一定の年齢になれば少し考えてみるような風習が日本全体で行われていけばいいのにと思う次第です。

 そのためにも、金融庁が上手なルール作りをして、先導していただき、そこから高齢化してきて問題になるいくつかの点について、元気なうちに判断できるうちに考えようという機運が高まるといいなあと思う次第です。

親の“おカネ”が使えない!?