孤独感と認知症

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以前から
社会的孤独は認知症リスクをあげることが知られています。
言われてみたら当然ですが、刺
激のない生活であり、喜びの少ない生活ですから、決して認知機能に対して良い影響は与えないことが簡単に理解できます。

この研究は九州大学が長年研究している「久山町研究」からの研究結果になります。

 久山町研究は認知症の危険因子および防御因子を同定し、その発症リスクを低減することを目指しています。
 認知症のない高齢住民およそ1,000人を1985年から長期間にわたって追跡、ベースライン時の因子が認知症の発症にどのような影響を与えるかなどを検討しています。

 対象は65歳以上の高齢者1,141人を中央値で5.0年間追跡した結果、孤独感がある人ではない人に比べて認知症の発症リスクが1.5倍と有意に高まることが示された。

 また、同居していない親族や友人との交流頻度で層別して情緒的孤独感の有無と認知症発症の関連を調べたところ、交流頻度が月数回以上ある人では情緒的孤独感の有無にかかわらず認知症発症リスクに有意差は認められなかったが、交流頻度がほとんどない人では、情緒的孤独感の有無によって著しい差が見られ、情緒的孤独感がある人は情緒的孤独感がない人と比べて認知症の発症リスクが5.3倍高まるという結果でした。

 現在、国でまた各市町村で認知症対策をやっていますが、大変重要な指摘です。
 地域で独居の高齢者は、概ね把握できているようですが、どれくらいの活動を行っているかは把握できていません。草の根運動ではありますが、自治会・老人会・民生委員さんなどの手を借りて、孤独化している独居高齢者の調査をしていくことは非常に意義のあることではないかと考えます。