
[[img()]]
[ にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いいたします。
本日は、脳卒中月間についての話題です。
日本脳卒中協会は、2002年から19年間に亘り、毎年5月最終週の「脳卒中週間」としてきました。
ですが、今年から世界と歩調を合わせ毎年10月を「脳卒中月間」に変更し、啓発活動を行うことになっています。
今年の標語は「大丈夫 ほっときゃ治るが 命取り」です。
大変良い標語です。
外来でもおかしいと思っていたけど、翌朝には改善しているだろうと思ってたら、もっとひどくなっていたと受診される患者さんがいますが、ほっときゃ治るは命取りです。
脳卒中は身体障害をおこす原因疾患の1位です。
認知症をおこす原因疾患の2位です。(1位はアルツハイマー病です。)
85歳までいきれば男性の4人に1人。女性の5人に1人が罹患する疾患であり、決して珍しい病気ではありません。
また一旦、脳卒中になりますと10年間で50%は再発する。再発riskの高い疾患です。
おこしてしまってから治すのは難しく、おこさないように予防することが非常に大事になります。
また、おこしたら1分1秒を急いで病院受診をする疾患です。ほっといても決して治る疾患ではありません。
「Time is Brain」なのです。
1人でも多くの皆さんにこの言葉が浸透していくことを心から願っております。