カテゴリ: 認知症をとりまく環境

アデュカヌマブ見送り

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本日は49日土曜日の朝日新聞の記事からです。

この手の話題は讀賣新聞が日曜日に届けることが多かったのですが、朝日新聞からの報道です。

私にはエーザイの担当者から同様の報告を同じ週に受けていましたので、改めてビックリすることもなく、致し方ないというのが正直な気持ちです。

 

以前にも、このブログでもアデュカヌマブの問題点についても言及しましたが、最終的にアメリカは保険適用を見送ったということになり、今後細々と臨床治験は行われるでしょうが、恐らく少なくとも日本で保険適用がなされ、一般的に使用することはほぼなくなったと考えていい出来事と認識しています。

 

エーザイ社は開発したバイオジェンとの契約を大幅に縮小し、今後はアデュカヌマブからレカネマブに対して重点的に開発に力を入れていくことになりました。

なかなか厳しい選択です。

認知症患者を持つ家族の会からは早期の承認をという意見もたくさん出たと聞いておりますが、現状は日本では治験以外では使用されることはないと考えていいと思います。

 

またレカネマブについてですが、これも期待された薬ではありますが、アデュカヌマブの結果から考えると、前途洋々とはいかないように考えます。

株価も敏感に反応していて、一時期12000円まで値をあげましたが、6000円程度で推移しています。市場は厳しいです。

もちろん、いい結果がでて、患者さんに有益な効果が出ることを心から祈っております。

 


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健康寿命
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今日は平均寿命と健康寿命からのお話です。
2月17日読売新聞の記事になります。

2019年の平均寿命(健康寿命)
男性:81.41歳(72.68歳)
女性:87.45歳(75.38歳)
です。

日本は長寿国家ではありますが、健康寿命をみると、それほど健康ではありません。
不健康な期間が男性8.73年 女性12.06年もあるからです。

今後、更なる長寿に向かうかと言えば、答えは「Yes」です。
間違いありません。

私は55歳ですが、あと5年で還暦ですが、私の父の60歳の頃よりは少なくとも若く健康ですから。

高齢者の基準が昔ながらの65歳ですが、もうそれは75歳にするべきで、85歳は後期高齢者と呼ぶべきと考えています。

65歳では、あまり差がないのですが、75歳になるとバラツキが大きくなります。
つまり65歳までの状況が75歳の頃になって差がでてくると思っていいです。

認知症もしかりです。
これからは若年性は、問題としてこのままですが、発症時期が少しずつ少しずつ遅くなっていくと思われます。

皆さん 若いころは検診などもあり、健康を身体を考える時間を持たなければなりません。

日本は皆保険性ですので、簡単に医療機関も受診できます。
医療レベルは高く、負担する金額は他の先進国より安くできています。

大変すばらしい医療制度を今のところ続けられています。

こういう環境だからこそ、平均寿命は延びるのです。

今後、健康寿命を延ばすためには更なる努力が必要です。
国・企業がいくら努力しても、それだけではだめです。

やはり個々人が、努力を重ねることが必要だと思います。

習慣・食事・運動・検診・勉強

これらを積み重ねることが必要です。


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後見人
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本日は成年後見人制度についての讀賣新聞の記事です。
いつも書きますが、このような系統の記事については讀賣新聞の独壇場です。
私は朝日新聞・讀賣新聞・西日本新聞を購読していますが、他の二紙では見かけません。

私は成年後見人の診断書を度々書くわけですが、その運用や詳細については詳しくありません。

先日、成年後見人を外してほしいという高齢者が一人で来院されました。
評価をさせていただきましたが、診察時点では認知症は全くなく、なぜ後見人制度を利用されたのかわかりませんが、本人・家族も交えて解決できるのであれば、あえて法的な手段にでる必要もないために家族と一緒に来院していただくことをお話させていただきました。

さて、讀賣新聞の記事ですが日本ではこの制度が十分活用されているわけではないことが書かれています。

選任された弁護士があまり働かないのに、報酬だけをもらっていくこともかいてあります。
この記事ではありませんが、選任された後見人がお金を使い込んだ事例も枚挙にいとまがありません。

もう少し親族に後見人がシフトしていったほうがいいという話や、市民後見人の制度、海外のシステムについても記載がありますが、日本は長らく家長制度が根付いている国・文化でもいあり、馴染まない部分もありますが、世の中が成熟していくためにも必要な制度改革であると思われます。


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20220111読売png
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本日はコロナ禍での高齢者の虐待についての讀賣新聞の記事です。

いつも書きますが、介護・認知症に関しての讀賣新聞の取り組みは大変立派だと思います。

私も外来をしていて、コロナ禍で仕事が減っている自営業者さんや、派遣の仕事で働いている人に出くわすことが増えてきました。

本人が患者さんであれば、通院間隔を伸ばしたり、同系統の薬剤で薬価の安いものへ変更したり、ジェネリックにしたりするのですが、それだけではなく、家族が認知症で介護保険サービスを使っていた場合に、サービスの縮小に繋がっていくケースがみられます。

また、介護施設でもコロナ禍で感染予防の業務が増えて疲弊したり、「オミクロン株」になり感染が急拡大することで、家族が感染し、介護の現場で働く人が「濃厚接触者」になるために勤務ができず、介護の現場で働く人をへらさざるを得ない環境になっています。

そのしわ寄せが徐々に徐々に家庭・介護現場に広がっているという内容の記事です。
二つのグラフは家庭・介護現場での虐待が増えているというグラフですが、そもそも高齢者が増えて、介護を使う人が増加している状況ですので、発生率が同じでも虐待の数は増えるのです。

その高齢者の増加率以上に、虐待が増えているグラフです。
認知症がひどければ声を上げることはできないわけですから、このような数が増えることは組織での透明性が高まっている側面もあることも理解しないといけないとは思いますが、やはり増えているんだろうなというのが正直な感想です。

ただでさえ介護の現場は給与が安く、離職率の高い職場でもあるために、人材があつまらない環境ではあるために簡単な問題ではないことは百も承知です。

責任者がモラルを持って対応し、透明性を高くしていく以外には、いい方法はないと思われます。
ただ、そこを厳しくすると、また仕事量が増える。人が辞める。求人が来ないという負のスパイラルにおちていく危険性も常にあるもどかしさが、この業界の問題点でもあると思います。


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20220112西日本新聞
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本日は話題の「アデユカヌマブ」についての話題です。

記事の作者である下山 進さんは「アルツハイマー征服」という著書もあり、大変この領域に明るい人ですので、記事は大変示唆に富んでいます。

結論として「継続審議」になりました。
もう少し中身を吟味して、追加して治験を加えて再提出しましょうということです。

いつも言うのですが、このような認知症で期待されている薬は、現在治療中の患者さんの治療薬としては難しくて、今後認知症になる患者さんに使う薬と考えたほうがいいと思われます。

確かにいい薬が欲しいとは思いますが、なかなか現在治療中の患者さんに届けることは難しい。

今後、アメリカのFDAでは「レカネマブ」と言った同じような抗体医薬が、phase3の治験が行われていますので、今後いい結果がでるようであれば、「アデユカヌマブ」よりも早く患者さんへ届けられる可能性もあります。

今までの認知症に対しての治験は、連戦連敗です。
効果がでても副作用で中止においこまれたものもありますし、効果そのものが十分でないものもありました。

大手製薬会社の中には根本的にこの認知症の治療薬開発から手をひいた製薬会社もいくつもあり、治療薬を作るのが難しい領域だと思われます。

今後の経過を注視していきたいと思います。


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