カテゴリ: 認知症をとりまく環境

20230416讀賣新聞
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本日は324日に福岡大丸エルガーラホールで行われた第3回脳活新聞フェアについてです。

これは西日本新聞が脳活新聞としての情報を提供していて、その延長戦での講演会でした。

 

当日は100人ほど入る会場に、5人の講師がそれぞれのテーマでお話をするといった内容です。私は11時からのスタートでしたので、1030分前に会場に着きましたが、大変熱気のある会場でたくさんのお客様が来場されていました。

 

もちろん、私の前の講師の講演が行われていたのですが満員御礼です。そして既に私の講演を待っているお客様もおいでになっておりました。

講演会場の横では、物販・製品紹介のブースが設けられていて、そこもたくさんのお客様が訪れていて熱気ムンムンでした。

 

私の講演は午前1110分スタートでしたが、会場整備の関係で1115分から始まりました。少し高い所から話ができること。観客席が近いこともあって非常に話がしやすかったですし、前の講師がお上手だったので会場がよく温まってました笑。(お笑いの人が良く言うセリフです。)ですので、会場のリアクションも大きく、私も凄く話しやすかったです。

 

講演内容の一部が、後日西日本新聞にも掲載されましたので、紹介しております。その後、私の患者さんのご家族が数人見に来られていたようで、「あんなふうにじっくり話が聞けて良かった」とか、「なかなか外来では聞けない話も聞けて良かった」とか反響を頂きました。

 

まだまだ必要な人に大事な必要な情報が届いていないのを肌で感じることもできました。毎年、私のいます春日市では「認知症講演会」を秋にさせていただくわけですが、このような会の大切さを改めて知ることにもなりました。

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20230328読売小阪先生死亡

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今回はこの新聞記事からです。
第三の認知症ともいわれる「レビー小体型認知症」を発見された小阪先生が3月16日亡くなられた。
83歳でした。

先生の功績は「レビー小体型認知症」を発見されたことです。
最初の1例目から「これは何かが違う」と感じられ、1976年に発表されたことから始まります。
世界的に認められたのは1996年のことですから、ここまでに20年の月日がかかっています。

今や世界的にも「アルツハイマー型」「脳血管型」「レビー小体型」を三大認知症と呼ぶわけですから、
その功績は大ということです。

私が最後に先生のお話をうかがったのがH29年に金沢で日本認知症学会が行われた時です。
その際も先生は以前より少しお痩せになられていて、その際もこのような活動ができるのは、
最後かもしれませんというようなお話をされたのを記憶しております。

その後、コロナ禍などがあり学会活動も相当縮小されたこともあって、お声を拝聴することは
かなわなかったわけです。

認知症とは大変歴史の浅い疾患であり、一番有名なアルツハイマー型ですら120年程度。
レビー小体型で約50年あまりです。

人類は感染症・脳卒中・がん・心臓病などを治療していき、長寿となった現在、認知症という
疾患に悩まされてきました。今後もこの戦いは続くと思われます。

そんな中で先生の逝去のニュースは時代の流れなのかもしれませんが、これからも戦いを
継続する我々にとっては「もっと頑張れ~!」と叱咤激励されているような気持にもなります。

先生のご冥福をお祈り申し上げます。


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朝日新聞
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 本日が2022年最後のブログ更新になります。

 今日のテーマは12月28日朝日新聞の投稿コーナーでのディベート?
「どう思いますか? 高齢者の運転」というお話です。

 おそらく先日福島県での97歳の高齢者の運転する車が歩道を暴走し、40歳代の女性を死亡したという事件を受けて12月10日運転免許の定年制を導入してはという投稿への賛否両論の意見が掲げられた。

 この投稿は大変きちんとした内容で、免許返納した高齢者のその後の生活にも踏み込んだ意見を述べていて、一見の価値ありと思われる。私も定年制の導入は必要だという意見には理解できる。

 少なくとも免許を持てる年齢が18歳以降と決められている。モータースポーツのF1ドライバーでさえも18歳にならないと公道が走れないということになっている。これに異論がある人はいないと思われる。
であるならば、逆に目・耳・運動機能・反射神経などが老化していき、機能低下がすすむ一定の年齢に定年もしくは卒業年度を設定するのはおかしくない。

 もちろん、一定の条件をclearした高齢者には免許を再度交付するというシステムにすればいいと思っている。75歳もしくは80歳が現時点では妥当な年齢だと考える。

 意見の中にもあるが「不便」でも「不幸」よりはいいのである。また、80歳に人からは高齢者の生活圏を守れるのか?という意見もある。これも理解はできる。しかし、前もって定年もしくは卒業が決められていれば、そこに向かっていろんな準備をしていくだろうし、逆に若い人と同じ能力が担保されれば継続も可能とすることで、ご理解いただけるように思う。また、同様の意見「踏ん切りがつく」も見られた。

  悲惨な高齢者の事故を防ぐためにも。この議論を高めることが重要である。常日頃、この件に関与している。前もって家族内で議論を重ね定年/卒業された高齢者をみると決して悪くないと感じている。
  
  以前にも新聞記事で前もって準備することで豊かな暮らしができている。体力・筋力が下がってしまって車がないと全くもってこまってしまうようになると、しがみついて離れなくなる。ですから前もって定年/卒業があれば、その前の段階からライフスタイルを変えていかないといけなくなるので、それがいい結果になっていくのではないかと思っている。


  1年間大変ありがとうございました。
  また、来年もブログをupしていく予定です。
  もっとこまめにupすることを目標にしていきたいと思います。


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上映会
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本日は映画のご紹介です。
2018年に「認知症の母」それを支える「父」の物語を娘である信友直子監督が映画にした「ぼけますから、よろしくおねがいします」は観客動員数20万人を越え、このタイプの映画としては異例の大ヒットでした。

その続編が、本年3月25日から全国の小規模劇場を中心に上映が始まった。
前作も今回と同様、春日市のNPO法人「小さな家処々」の主催で、春日市社会福祉協議会で上映を行いました。当院も協賛ならびに、皆さんとお話をさせていただく機会をいただいております。

信友直子監督のインタービューならびに、短くまとめたものは
https://www.banger.jp/movie/75666/
ここでご覧ください。

今回の上映はコロナ禍もあって、午前・午後の2部制で、それぞれ定員50人で行われました。
認知症のお話ではあるけれど、これは純粋に「Love story」なのです。

この「Love story」には綺麗な女優さんも男優さんもでてきません。
難聴の夫・認知症の妻・そしてそれをカメラで追う娘の3人がでます。

しかし、これは高齢者夫婦の愛の物語なんです。
愛の深さに大変感動しました。
2回の上映では涙し、鼻水をすすり、新たな発見をしつつ見させていただきました。

春日市の市長さん・副市長さんもお越しいただき、その場で多くの市民に見ていただきたい。大きな会場でまた上映会をしましょうと言っていただきました。

是非、皆さんにも見ていただきたい作品です。


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本日は「RUN伴」の話題です。
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5日土曜日私のいる春日市では「RUN伴春日2022」が開催されました。

RUN伴」とは?
詳しくは(https://runtomo-zenkoku.org/)を参照していただきたいのですが、
RUN伴は、認知症の人や家族、支援者、一般の人がリレーをしながら、一つのタスキをつなぎゴールを目指すイベントです。

襷をつなぐという「非日常な」体験・出会い・気づきから、認知症の人と一緒に誰もが暮らしやすい地域づくりを提案し、それぞれの「日常」が変わっていくことを目指しています。
春日市では、認知症に関わる医療・介護の場所を襷で繋ぐリレーを行いました。私は診療中でしたが、途中で飛び出て皆さんを迎えました。

一昨年は中止。昨年も小規模にわずかに開催されたのですが、今年は例年通りの規模で行えたこと、また快晴に恵まれた点、3年前のようにたくさんの人が参加してくれたとので大変嬉しかったです。

幹線道路沿いですので、たくさんの往来のある中、オレンジの団体が行動する姿は圧巻です。多くの知らない人たちにも印象づいたのではないかと思っております。
「認知症になっても安心して暮らせる街づくり」言うのは簡単なのですが、なかなか難しいことです。皆さんの気持ちが一つになって、そんな街になって欲しい。また、その一翼を担う責任の重さを感じております。
来年もそんな素敵なイベントができることを楽しみにしております。

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