カテゴリ: 学会・研究会

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本日はこの話題です。

10月18日木曜日にANAクラウンホテル福岡で認知症講演会で話しをしてきました。
同日は私が主に診断について開業医の限られた時間の中に工夫している点を話させていただきました。
次に大学病院の認知症疾患センターの先生に薬物療法について話しをしていただきました。

この会はそもそも主催した製薬会社からの提案もあり、①診断 ②治療という2つのポイントで今から認知症診療を始めようという先生に為になる話しをというコンセプトです。

私は開業する前から少しは認知症診療をしていましたが、本格的に認知症診療に腰をいれだしたのは開業してからであり、この10年くらいです。現在、外来には300人を越える認知症患者さんを拝見させていただいています。

聴衆は同じ開業院の脳外科の先生達ですので、同じような目線で患者さんを見ているので、その目線から話させる内容をと思ってスライド作りを行いました。

ですから今流行の飛び道具(大学病院でしかできないような検査:SPECT・DATscan・MIBG心筋シンチetc.)の話しは一切無く、問診・神経所見・MRI検査の3点だけです。

掘り下げれば、たくさんの細かな話があり、大げさに言えば私自身の「認知症診療」の血・肉・骨にもなっているわけです。紆余曲折を経て、今のスタイルになっています。

もちろん、これも終着駅ではなく、これからスタイルも少しずつ変わっていくわけですが、変わってきた変遷も踏まえてお話させていただきました。

講演会は発表する自分も勉強します。勉強になります。またいただく質問も勉強です。

まるで模擬試験のようです。私の子供達にも試験は3つ大事なことがあるとよく話します。
受ける前も大事。試験自身も大事。受けた後はもっと大事だと話します。

そうなんです。講演も終わった後が実は大事で、受けた質問を更に吟味していく作業が更に自分の「血・肉・骨」になっていくのです。今回もいくつも質問をいただき、更に「血・肉・骨」になるべく努力が必要です。

スライド作りは毎回大変ですが、得るものも大きくあり。
「基本的にofferは断らない」主義ですので、またこのような機会があれば発表させていただこうと思っています。
「血・肉・骨」を作るために。



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少し前の話になりました。
9月22日から24日まで東京にて日本認知症予防学会に出席してきました。

この学会への参加は初めてです。
というのもこの学会は今回が8回目の歴史の浅い学会です。

主に予防についてだったり、危険因子、MCIといって境界領域などの状態について議論する学会という認識になります。

いくつか興味深い演題もありましたが、中でも藤田保健衛星大学からいくつもの演題が出ていたのですが、アルツハイマー型認知症を血液透析で治療しようという試みです。

以前からの他の学会の抄録集で拝見したことはあったのですが、実際に聞くことは初めてでした。

知見としては、糖尿病以外が原因で血液透析が始まった患者さんはアルツハイマー型認知症になりにくいというデータがあって、更に動物モデルの実験でも確かになりにくいというデータがでています。

また認知症になったラットに血液透析をするとアミロイドβを吸着することができて、認知症の進展を防ぐというデータを出しています。

血液透析でアミロイドβを吸着していくと、脳の中にたまったアミロイドβが血液にでてきて、脳の中のアルツハイマー型認知症の進展を防ぐわけですから画期的なものです。

これから実際の人間を使っての臨床研究となると、まだまだクリアーにすべき問題はありますが、今後も研究の進展を楽しみにしたいです。


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本日は先週末に参加した「認知症とてんかん」についての研究会についてです。

私も外来にて現在、認知症を300人ほどみています。
そうしますと、認知症で治療中にてんかんをおこす人を経験します。

教科書的にも認知症は神経変性疾患であるために、てんかんの合併率が高いと報告されています。

今までは認知症になってからてんかんを併発すると思われてきましたが、最近の前向き研究では、アルツハイマー型認知症併発てんかんの大半は認知機能低下~アルツハイマー型認知症発症までの間に発症するという新しい事実がわかっているようです。

これは正直おどろきの結果なんです。

アルツハイマー型認知症になって、認知機能が低下するということは神経の変性がより進むことでもあります。神経の変性がすすむことでてんかん発症がおこりやすくなると考えれば、大変考えやすく、私自身はずっとそう考えてきました。

ところが、アルツハイマー型認知症発症前からてんかんをおこしているという事実は衝撃的な事実です。

また、認知症患者さんのてんかん診断は約1%とされていますが、脳波上の「てんかん性放電」の出現率が約5%ということで、実質認知症でてんかんの併発が疑われる人は約5%になるということになります。これも数字的には大変大きな数字だなあと思います。

では、私の外来では300x0.05=15人の認知症xてんかん患者さんがいるという計算なんですが、おおよそその3分の1。つまり5人程度と考えています。

ということは、てんかんを発症しているにも関わらず、本人・周りの人・私も含めて「てんかん」を発症しているにも関わらず気がついていないということになります。

この前向き研究ならびに認知症xてんかんの発症率が正しいのであれば、もう少し患者さんやご家族に詳細に問診する必要があるなあと感じた次第です。

診療の基本はやはり問診。正確な知識と気づきだと改めて感じております。


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前々回、佐賀で講演会の告知をしましたあ。
8月18日 佐賀市の佐賀県薬剤師会にて「認知症の診断と治療」~薬剤師の役割・注意点~というテーマで話しをしてきました。

今回はうちの診療所が10年前に開業した時に、一緒に門前薬局もオープンしたのですが、その時の薬剤師さんが3-4年して実家のある佐賀に戻りました。そこで現在こういう分野の担当をしているところで、そのご縁で呼んでいただきました。

当該地区の薬剤師会では認知症関連の講演会は3-4回やらせていただいていますが、他の地区ではほぼ初めてなので若干緊張感ありました。

また同日は3演題あり、トリを勤めさせていただくことになっていたので、いろいろ心配してました。
土曜日の夕方5時で、最終的にはPM8時30分すぎまでの長丁場です。

しゃべるほうはいいのですが、聞く側としてはかなり辛い会になります。
内容も大事なんですが、テンポよくを心がけて合計90枚以上のスライドになりましたが、1時間を少し越えましたが無事に終わることができました。

講演は難しいですね。参加していただく方に
①何か少しでも役立つ情報を 
②なるべく時間を感じさせず退屈しないように 
③できれば来て良かったとおもっていただけるように 

話しをしないといけません。

今回は質問も多くあり、現場で薬剤師の先生方も我々同様悪戦苦闘しながらも一生懸命に前に進もうとされていることがわかりました。
また、一部の医師・介護関係者ではcommon diseaseでもある「認知症」が正しく伝わっていない。正しく理解されていない。また効認知症薬がうまく使えていないこともわかりました。

我々「認知症サポート医」の役割は大きく、また十分に世の中の負託に応えないといけない使命も感じます。

さあ頑張らないと~! 日々の診療から


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毎日毎日うだるような暑さが続いています。

日々日々忙しく過ごしています。患者さんへも熱中症への啓蒙をしています。
特に80歳以上の患者さんは暑さを感じにくく、水分を取ることを極端にいやがる人が多く、全ての患者さんにこの話しを外来でしています。あと1ヶ月は継続しないといけないのではないかと痛感しています。

そんな中で8月・9月と講演会の予定があります。

9月21日が「世界アルツハイマー病デイ」ですので、全国各所でいろんなイベントが行われます。
春日市でも同様です。私が認知症の講演会を行いますし、認知症に対する啓蒙活動をしていきます。

また今月は佐賀県の薬剤師会で講演を依頼されています。
新オレンジプランに関係する伝達講習会という位置づけで行われます。

私どもも「認知症サポート医」の講習会で聞いたような国の作成した「新オレンジプラン」に準じて話しをしないといけません。

しかし、まあこの国が作ったスライドが確かに「お子様ランチ」的に全ての事象を網羅しないといけませんので、全てのことを少しずつになりますが、職種によって、また薬剤師さんにもよって聞きたいポイントは少しずつ異なりますので、伝達講習会hなかなか難しい物になります。

一般の人も難しいのですが、そこは6年も7年も毎年行っていくと「知りたいポイント」「間違いやすいポイント」などが明白なので、比較的話しやすいのです。

暑い夏に一生懸命にスライド作りする日々です。


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