カテゴリ: 介護保険

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本日はこの話題です。

コロナ感染症の第1波をなんとか乗り越え、with コロナの時代です。
また、いつ第2波がくるかもわかりません。
南半球では、今まさに感染のピークを迎えていてえ、決して対岸の火事と思えない状況が現在もなお続いています。

こんな日本ではありますが、介護保険サービス利用者さんは、担当ケアマネージャーと1ヶ月1回の担当者会議が3月から休止された状況が続いています。

来月からは再開されるような話しも聞かれていますが、まだ不明です。
この間、通所の施設が休止に追い込まれていたり、場合によっては閉鎖に追い込まれていることもあります。

その影響が読売新聞に掲載されています。
多くの介護支援事業所が通所事業所が経営的に窮地に追い込まれています。

もともと介護業界というところが、経営的にはかつかつでやっています。
つまり、定員ギリギリの利用者さんがいて経営的にやっていけるものばかりですので、例えば2割の利用者さんを失うと、即経営的にはアウトになるものです。

緊急事態宣言が開始されてからは特に通所事業者では、多くの利用者さんが通われなくなったために収入が激減しています。多くは6がつからは元のように戻ってきていますが、必ずしも元の状況には戻ってこないのです。

今はなにとかやれていても、冬を迎えるとコロナの患者さんが増え、再度緊急事態宣言が出されたり、そこまではなくても利用を控える利用者さんがでてくると思われます。

そうなると経営的に持たない施設がでてくるものと思われます。医療施設も同様に持たなくなる施設がでてくるところがあるものと考えています。

まずはコロナがうまく収束に向かっていくこと、切に願っております。


介護保険維持困難

本日は3/23読売新聞1面の話題です。

タイトル通りの内容です。主要自治体へのアンケート調査で、9割の自治体が介護保険を維持するのは困難であるという認識を示しています。

理由はあきらかです。「お金と人」です。

1)お金
つまり介護保険料は20年で倍になっています。
自己負担も1割だったものが、収入に応じて2割になります。
残りは国と地方で半分ずつ出し合うというシステムですが、もう財源がなくアップアップなんです。

これから高齢者の数が増え、介護保険を利用する人が増えていくのですが財源がまったくない。現在40歳になってから介護保険料を支払っているわけですが、この年齢を引き下げることと高齢者で収入がある人の保険料を引き上げる以外に方法はないと思われるが・・・。

何れも政治的な決着が必要です。

2)人
介護業界で働く人がいないのです。2019年の有効求人倍率は4.20倍まで跳ね上がりました。
つまり、1人の就職に4.2社の求人ということになります。

今後、人がこの業界に流入していく可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
理由はお金。給料の安さにほかありません。

うちもケアマネージャーを雇用していますが、募集しても人はなかなか集まりません。
市役所からもグループホーム・小規模多機能の事業所をやらないかという話しはありますが、建設費用・採算もありますが一番のネックは人が雇えないという点です。

何れの解決策も何れも「お金」なのです。
「お金」をあげるためには、負担を増大させるしか方法はないのです。

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今日は春の嵐で、せっかく咲いた桜も散ってしまったようです。
 
さて、今日のタイトルは「いい医者よりもいいケアマネを?!」です。
 
私自身が、いい医者でないので自己弁護なのか?と思われるかもしれませんが、認知症ケアについては「いい医者を選ぶよりいいケアマネを選ぶこと」が大きな問題だと感じています。
 
認知症の診断・治療は、ほぼ標準化されています。全国どこにいても受ける医療については大きな変化がないように思います。(もちろん、それぞれの医者のさじ加減はありますが・・・)
 
それに、認知症は治る病気、根治できる病気ではありませんので、介護(ケア)が大事になります。既に施設にいらっしゃるようなケースであれば、施設選びが重要ですし、在宅であればケアプランが大事ということになります。
 
もちろん、医者もケアマネも患者さんやご家族に寄り添える、相談しやすい人であればいいわけですが、相性もありますので、その患者さんやご家族にとって相性があう相談しやすいケアマネを選ぶことが大事です。
初めて認定を受ける場合には、市町村からpick upされた中から選ばれたり、お知り合いだったり、周りの人からの推薦だったりで決まってしまって、後はずっと同じ人で続くことが一般的だと思います。
 
当然、介護を続ける内に、家族とケアマネの中でもめるケースもありますので、途中でケアマネが変わったり、在宅支援事業所ごと変わるケースも中には診られます。決して悪いことでは無いと思います。
問題行動があったり、急性期の疾患を抱えるケースでは、ケアマネの腕の見せ所だったりしますし、経験の少ないケアマネより引き出しの多いケアマネのほうが何かと事がスムースに運ぶことが少なくありません。
 
ですので、いい医者よりもいいケアマネを!ということが認知症ケアという麺では大事になります。

 前回地域包括支援センターについて書きました。
 その後も何かとお世話になることも多く、電話もかけたりしますので、初めて訪問してきました。
 
 うちは木曜日は午前診だけです。午後は毎週、近くの病院での外来と病棟のcheckをしたりします。また在宅で見ている患者さんの家へ訪問に行きます。フルに午後6時まであることは少ないので、間の時間を使って訪問しました。場所は当診療所をまっすぐのところですので、しょっちゅう前は通りますが訪問は初めてでした。
 
 大変忙しそうに働いていらっしゃって、電話応対が大変多く、バタバタ感半端ない感じでした。いつものお礼をいって、甘いものをお渡しして、邪魔にならないようにそそくさと帰りましたが、まあ忙しそうでしたね。とにかく活気があります。中をみて、雰囲気を知ったので、余計にありがたみを感じることになりました。
 
 地域包括があるので、我々の診療が行えていることは間違いないし、最近いつも言いますが医療では認知症は救えません。医療・介護・家族・その他が手と手をとりあってやっていくしか方法はないのです。
 
 今朝の新聞には2020年までには認知症を根本的に治す薬の開発を!という記事がでていましたが、大変大事な問題ですが、今の課題にも目を向けて欲しいなあとも思いました。

 最近とみにお世話になっている地域包括支援センターについての話です。
 当地は人口11万人ですが、北包括・南包括と2ヶ所の地域包括支援センターがございます。
 利用された人も含めて実はよくわかっていない場所の1つではないでしょうか?!
 
 私自身も役割・どういう職種のスタッフさんがいるかなどは存じていましたが本来の仕事の内容などについては、よく知らない部分も多くあります。
 定義と書けば堅苦しいですが、地域住民の保健・福祉・医療の向上、虐待防止、介護予防マネジメントなどを総合的に行う機関となっています。
 地域包括支援センターには保健師・看護師・ケアマネ・社会福祉士などが配置され、専門性を生かして相互に連携しながら業務にあたるとされています。
 市町村事業ではありますが、外部への委託は可能で、当地も北と南では別々に外部委託されています。中には介護予防支援事業所として機能している場所もあります。
 
 書いてはみたが難しいですね。
私どもの診療所へも、直接地域包括支援センターからご連絡しただいたり、相談したりするケースや、地域包括支援センターから紹介されて来院されるケースもあります。
 
 また診療所はフットワークにかける部分がありますので、地域に出向いていただいて地域や我々の間にはいってくれたり、認知症の一人暮らしを側面から支えていただいたりしています。
 
 最近私は、当地にお住まいの認知症患者さんについては積極的に地域包括支援センターにご連絡し、情報の共有化や、方向性の確認などを行っています。大変お忙しいスタッフの方も毎回毎回親身になって対応していただきますので、ありがたく思っています。
 
 結局のところ堅い話になって申し訳なかったのですが、地域住民の相談窓口としてだけでなく、広く医療と介護サービスについて取り扱っていただけますので頼りになる場所です。

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