カテゴリ: ケアマネ会

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11月24日は第27回ケアマネ会でした。
今回のテーマは「感染予防」です。
講師は今回初めて医師以外で第一三共のMR(医薬情報担当者)にお願いしました。
 
彼はこのケアマネ会立ち上げ当時からお手伝いしてくれていて、仕事柄この領域に詳しく、診療所を中心に定期的にこのような話をしているということで、白羽の矢がたちました。
 
内容としては
①一般的な感染予防の話
②インフルエンザ(ワクチン・流行・治療・予防)
③ノロウイルス
④その他
について40分程度にわたり話がありました。
 
質問も活発で、例えばウイルスブロッカーといって首からかけるタイプのやつは有効か?
疥癬予防には610ハップの風呂にいれていたが、製造中止になってからはどうしたらいいのか?
などといった質問が多数よせられました。
 
季節的にも感染予防は大きな問題ですし、いかなる人もかかる可能性のある問題だけにケアマネ本人や、利用者さんも含めて大切だと思われます。小規模事業所が多い中、改めてこのような形での感染予防についての系統だった話を聞く機会が少ないので大変有用であったのではと考えています。
 
次回は、最近脳卒中リハを積極的に受け入れて効果をあげている運動リハの理学療法士さんの話を来年1月に聞く予定にしています。これもまた大変楽しみな話になるようです。

 第26回のケアマネ会は、今週の火曜日(9/29)に近くのみなみクリニックの南 秀和先生にきていただき、「注意すべき高齢者の呼吸器疾患」というテーマで話して頂いた。
 
 25人もの参加者にきていただき、盛会となりました。
①喘息 ②COPD ③肺がん ④肺炎 ⑤間質性肺炎 ⑥肺結核 ⑦非結核性抗酸菌症と呼吸器の7つの疾病について解説していただいた。
 
 呼吸器疾患は高齢者ではかなりの頻度であり、特に喫煙者では程度の差こそあれCOPD(完成閉塞性肺疾患)になっています。落語の桂 歌丸師匠も比較的最近まで喫煙されていたようですが、呼吸器疾患をおこすため禁煙されたようです。禁煙以後もなかなか体調が良くないことが多く、テレビの笑点もたびたびお休みなる状況が続きます。歌丸師匠も年齢から来る体力の衰えに加え、呼吸機能の低下などが現状に大きくのしかかっているのではないかと推測します。
 
 治療については先ほどから書いています禁煙に加え、上手な吸入治療。症状が落ち着いても3ヶ月くらいは継続して吸入を続けることの大事さも説明していただきました。
 
 高齢者の肺炎は自覚症状もあまり目立たず、速やかに進行して病状を急速に悪化させます。早めの気づきと、治りが悪い場合には呼吸器の専門医に見せて頂くこともお話しいただきました。
 また現在は公費負担制度もある肺炎球菌の予防接種でかなり多くの肺炎を予防できる可能性にも触れられました。
 
 呼吸器疾患は数多くあり、また年齢的に免疫機能も低下しているために治りが悪いことが多く難渋するわけですが、禁煙と肺炎球菌の予防接種施行ならびに早めの気づきが大事であることが大変勉強になりました。

 今月はケアマネ会の月です。
 昨年の1月は菊池中央病院の曽山先生に来ていただいて話をしていただきました。今年も特別講演をと思っおりましたが、なかなかスケジュールに折り合いがつかず断念。結局「レビー小体型認知症」というテーマにしています。
 
 
 
 
 たまたま日曜日にパーキンソン病の研究会で高齢発症のパーキンソン病が増え、また高齢化が更に進み2025年には、今のパーキンソン病患者さんが倍になるという話がでていました。
 
 また、パーキンソン病患者さんの80%が認知症になるという話も以前の割合から更に増えていることを改めて知らせれた次第です。
 
 日本でも今レビー小体型認知症を見つけた小阪憲司先生が女優の檀ふみさんとTVCMをされています。
今後急速にレビーの認知度がupするものと思われます。それによってレビーの診断能力も全体的にあがりますし、上記しましたような理由もあいまって小阪先生のおっしゃるようなレベル(認知症全体の20%)までレビーが増えることが予想されます。
 
 当院でも現在15%にいかない程度の割合でレビーがいらっしゃって、明らかに脳血管性よりも数が多いし、以前より増えている印象です。
 今回はレビー小体病としてのレビー小体型認知症ならびにパーキンソン病を伴う認知症についての説明と、レビーで認知機能低下前からおこりだす様々な症状(特に自律神経症状)についての説明をさせていただきました。
 
 疾患概念が広く、今後更に概念的なものが変化する可能性もある疾患と考えています。アリセオウトがレビー型にも適応をとりましたが、以前からこのことは十分知られていることですので、あらためてではないですがspotがあてられますので我々としては大変説明もいしやすくなった印象はあります。 

 前回からの続きで「糖尿病と認知症(2)」です。
 
 今回調べたところ当院の認知症患者さんの15.6%が糖尿病であることがわかりました。
2012年の調査では40歳以上の糖尿病有病率が11.2%でしたので、それよりは随分高いデータになりました。
 
 それで認知症患者さんの糖尿病と認知症でない糖尿病患者さんのcontrol状態を調べましたところ
認知症のない糖尿病患者の平均HbA1c7.05 VS 認知症のある糖尿病患者の平均HbA1c7.12
とほとんど差がないことがわかりました。
 
 最初、調べる段階では、きっと認知症患者さんのほうが随分と悪いデータになっているのではないかと考えていましたが、実際のところはあまり差がないことがわかりました。
 まず年齢とおして認知症のない糖尿病患者が平均64.6歳であるのに対して、認知症のある糖尿病患者は79.1歳と15歳も年齢が異なることが大きな原因だと思います。内服数では、あまり変化ありません。おそらく年齢がいくので、暴飲暴食がなくなりますので、極端にデータが悪い人がいなかったというのが原因の一つだと思われます。
 また認知症患者さんではおおむね内服管理を患者さん以外がやっているケースが大半なので、そこいらで内服環境も比較的に整っていることも原因の一つではないかと考えています。

 今月21回目のケアマネ会があります。今回は「糖尿病と認知症(2)」です。
現在進行形で当院の認知症患者さんを糖尿病群と非糖尿病群にわけて検討しています。
 
 最近は糖尿病関係は次々と新しい薬がでてきて、以前より随分使いやすくなりました。
使いやすさとは
 ①問題である低血糖がおこりにくくて ②血糖値、HbA1cがよく下がり ③合併症をおこしにくい
ということです。
 
 2009年にDPP-4阻害薬という新しいタイプの薬がでました。糖尿病薬の黒船襲来などと経済番組などでももてはやされた薬でもあります。
 2014年SGLT2阻害薬という新しいタイプの薬がでました。
 
 いずれも薬値は高い薬ではありますが、特にDPP-4阻害剤は使い勝手のいい薬です。
 
 調べてみますと、高齢者でも認知症患者さんには比較的糖尿病の患者さんが多くいらっしゃいます。それで意外にHbA1cのコントロールが悪くない人が多いのです。確かに一人暮らしであれば、服薬管理もままならないわけですが、いい感じでデイサービスやヘルパーさんが関与していただいて、綱渡りのようにしながらも服薬管理ができているからだと思います。
 
 最近も家族と一緒に暮らしている患者さんでHbA1cが13くらいあって、緊急入院を勧めたような患者さんでしたが、家族の管理と自助努力にて、4ヶ月で6.6まで低下したケースもありました。
 なかなか奥が深いです。

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