今日は7/16の朝日新聞の記事からです。
同居家族が主に介護を担う世帯のうち、介護される人だけでなく、する人も65歳以上という世帯の割合が5割を超えた。厚生労働省が15日発表した2013年の国民生活基礎調査でわかった。団塊の世代が高齢者となり、「老老介護」の広がりが深刻な問題となりそうだ。
この記事も興味深く読ませていただいた。
いろんな側面がある。まず①高齢者が増えた。 ②核家族化の問題である。
私の両親。家内の両親。いずれも70歳代で自称老夫婦の2人暮らしである。幸い両方の親も元気で、認知症もなく、ADLも自立し車も運転できている。
さて何れかが介護必要になったらどうするか?!正直私は仕事柄、適切な治療・環境作りなどではそれなりのことがしてあげられるが、一緒に暮らせるかと言えば正直無理だと思う。そうなると、何れかの連れ合いに介護をしていただかないといけない状態です。となると老老介護である。
確かに介護保険サービスがあり、多様な介護サービスや訪問診療・訪問歯科診療もあり、それなりに利用でき、随分と以前よりは助かると思う。私は、アドバイスはできるが実際介護をしたことがない。頭でわかって理解できて、やることはできると思うが、やったことがないのである。
考えても考えてもなかなか前に進まない。
また明日、患者さんと話をしながら考えてみます。