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本日は話題の「アデユカヌマブ」についての話題です。
記事の作者である下山 進さんは「アルツハイマー征服」という著書もあり、大変この領域に明るい人ですので、記事は大変示唆に富んでいます。
結論として「継続審議」になりました。
もう少し中身を吟味して、追加して治験を加えて再提出しましょうということです。
いつも言うのですが、このような認知症で期待されている薬は、現在治療中の患者さんの治療薬としては難しくて、今後認知症になる患者さんに使う薬と考えたほうがいいと思われます。
確かにいい薬が欲しいとは思いますが、なかなか現在治療中の患者さんに届けることは難しい。
今後、アメリカのFDAでは「レカネマブ」と言った同じような抗体医薬が、phase3の治験が行われていますので、今後いい結果がでるようであれば、「アデユカヌマブ」よりも早く患者さんへ届けられる可能性もあります。
今までの認知症に対しての治験は、連戦連敗です。
効果がでても副作用で中止においこまれたものもありますし、効果そのものが十分でないものもありました。
大手製薬会社の中には根本的にこの認知症の治療薬開発から手をひいた製薬会社もいくつもあり、治療薬を作るのが難しい領域だと思われます。
今後の経過を注視していきたいと思います。
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