
)]]
[ にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いいたします。
今回はこの新聞記事からです。
第三の認知症ともいわれる「レビー小体型認知症」を発見された小阪先生が3月16日亡くなられた。
83歳でした。
先生の功績は「レビー小体型認知症」を発見されたことです。
最初の1例目から「これは何かが違う」と感じられ、1976年に発表されたことから始まります。
世界的に認められたのは1996年のことですから、ここまでに20年の月日がかかっています。
今や世界的にも「アルツハイマー型」「脳血管型」「レビー小体型」を三大認知症と呼ぶわけですから、
その功績は大ということです。
私が最後に先生のお話をうかがったのがH29年に金沢で日本認知症学会が行われた時です。
その際も先生は以前より少しお痩せになられていて、その際もこのような活動ができるのは、
最後かもしれませんというようなお話をされたのを記憶しております。
その後、コロナ禍などがあり学会活動も相当縮小されたこともあって、お声を拝聴することは
かなわなかったわけです。
認知症とは大変歴史の浅い疾患であり、一番有名なアルツハイマー型ですら120年程度。
レビー小体型で約50年あまりです。
人類は感染症・脳卒中・がん・心臓病などを治療していき、長寿となった現在、認知症という
疾患に悩まされてきました。今後もこの戦いは続くと思われます。
そんな中で先生の逝去のニュースは時代の流れなのかもしれませんが、これからも戦いを
継続する我々にとっては「もっと頑張れ~!」と叱咤激励されているような気持にもなります。
先生のご冥福をお祈り申し上げます。
池田脳神経外科 092-589-0150
池田脳神経外科ホームページ
池田脳神経外科フェイスブック
頭痛日記
認知症日記
コメント