[[img()]]
[
にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ(文字をクリック)]
ランキングに参加しています。クリックをお願いいたします。
本日はレケンビ発売その後についてです。
12/20に発売されました。
その後、外来が1週間経過しました。
驚くほどの反響です。
大きく2つのタイプに分かれます。
①
新聞の見出し程度の知識の人
②
じっくりと読み込んで、しっかりとした知識を持っている人
です。
①
のタイプは気軽に、今回から新しく出た薬も一緒に処方してくださいとお願いされたりします。点滴であることはもちろん、投薬できる患者さんの規定があったり、金額も相当なことも知らない患者さんのご家族です。このタイプには、一般的なお話をして理解していただいております。もちろん、そこで適応があるような患者さんには然るべき施設への紹介の話もさせていただきます。
②
のタイプには、当然ながらどれくらいの知識なのかを確認したうえで、当院ではできないこと、まだまだ検査があって、そのうえで治療するかどうかを判断されることを説明し、紹介する方向で話を勧めています。
若干、レケンビについての質問で日々の診療をストレスに感じていて、一般の人向けに製薬会社はレケンビについての資材を作って欲しいなあと思うこの頃です。
一方、私がいる福岡で既に「レケンビ」が投与されたという話はまだ聞いておりません。恐らく投与基準から考えますと、大学病院もしくは基幹病院での投与となりますので、そのような病院では新規薬剤の使用については「薬剤委員会」などで新規薬剤を入れていただくための手続きを経て、やっと院内で使える運びになります。ですので、薬剤発売日から使用できることはまずありえません。
また、この薬剤を使用する患者さんの条件が細かく決まっていますので、その問題をクリアーすべく、現在模索中であると思われます。
しかし、患者さんは待ったなしです。昨日2人の患者さから「レケンビ」を用したいとの申し出があり、紹介状を作成しました。早くこの治療が円滑に進むべく診療体制の確立が望まれるところです。
池田脳神経外科 092-589-0150
池田脳神経外科ホームページ
池田脳神経外科フェイスブック
頭痛日記
認知症日記
You Tube(池田脳神経外科公式チャンネル)
コメント