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今回、ご紹介しますのは九州大学が久山町研究による10年後の認知症発症リスクを予測するためのツールについてです。
久山町研究は、1961年に福岡県久山町の地域住民を対象とした脳卒中の実態調査として始まった疫学研究です。現在、認知症は全世界でその患者数が急増している疾患であり、認知症を発症するリスクが高い人を、発症する前に早期に発見する適切な予防的介入やケアの導入が期待されています。
そこで久山町研究では、認知症のない65歳以上の久山町住民約800名を24年間前向きに追跡し、健康診断で測定できる因子から認知症の発症確率を予測するための統計的予測モデルを作成しています。
日頃の喫煙習慣、日中の活動量や生活習慣病(高血圧、糖尿病など)から、10年後の認知症発症確率を高い精度で予測できるようになりました。この研究成果は、将来の認知症発症リスクが高い人を早期に
見つけ出し、適切な介入につなぐツールとなる重要な知見になります。
上記の表で、自分の状況をスコア化していただき、そのスコアを下のグラフでみつけていただきますと、10年後の認知症になる危険性がわかるというシステムになっています。是非、調べてみてください。
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