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[https://care.blogmura.com/ninchisyou/ にほんブログ村 介護ブログ 認知症へ(文字をクリック)] ランキングに参加しています。クリックをお願いします。 最近はTVの影響だと思うのですが、頭のMRIを検査した高齢者に特に聞いてこられる質問があります。
「認知症はないですか?」という質問です。
認知症は診断名ではありますが、症状なのです。 認知症を診断するのにCT・MRIなどの画像所見は不要です。問診・診察だけで判断できます。 でも医者は一応頭の検査をしてみます。
それは大きくわけて脳の中にびょうきがあるかないかを検討するためです。 認知症だと思っていたら脳腫瘍が原因だったとか水頭症が原因だったとかがあるからです。
また脳が委縮=認知機能が低下という簡単な図式はなりたちません。
認知機能が正常なのに、脳委縮が強い人もいれば、強い認知症があるにもかかわらず脳委縮が全く目立たない人もいます。ただ認知症が進んでしまった人は多くは脳委縮があるのが一般的です。 ですから誰がどうみても認知症で、ずいぶん時間が経過(2-3年)していれば、脳委縮があるとおもっていいわけですが、そうでもなければ画像所見だけでは判断できないものなんです。
でも必ず聞かれます。
「認知症はないですか?」 TVが誤って伝えている証拠です。 |
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