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本日はタイトルの話しです。
ドライブレコーダーに映し出された映像があまりにも衝撃的でしたので、皆さんもご覧になられた方も多くいらっしゃったと思います。
私はよくアルバイトに行っていた先輩の診療所の前でおこった事故ですので、余計に思いも強くあります。
対向車線を逆走し、かつspeed upし、90-100kmで交差点内に突入した様子です。
運転されていた人・更には助手席にいらっしゃった奥さんは既に亡くなられていますので、真実はわかりません。
ドライブレコーダーや生前の本人さんの状態・更に司法解剖の結果を待つしかありません。
今の段階でわかることは。恐らく認知症ではなかったのではないか?ということ。
それは周りの人の話や、社会的活動に参加したり、常時奥さんを事故現場近くのボーリング場まで送迎していたことなどから推測できます。
池袋の事故と同じように、アクセルとブレーキの踏み間違いかもしれません。
またくも膜下出血・大動脈解離などの血管性疾患をおこして、体の制御がきかなくなった可能性もあると思います。
TVでは高齢者の自主返納が増えた話しや、高齢者運転のしくみの変更を考えたりする話しがあります。
中国では70歳定年制というシステムも紹介されたりしました。
あくまでもそれは必要な事ではありますが、それと同じように車の安全運転システム導入も大きな柱と考えます。
高齢者の事故では簡単な間違い(アクセル・ブレーキの踏み間違い)も多く、これについてはAIの活用(自動ブレーキシステムの導入)や、強くアクセルを踏みすぎると減速するシステムの導入など、新たな技術の開発なくてもできることが多くあります。
またドライブレコーダーの義務化によって、確認できやすくなるでしょうし、一部車両では導入されている、自分の運転に急ブレーキや急発進を可視化するシステムで、運転がきちんと行っているかどうかを可視化・検証することも、今すぐにやれると思っております。
安心して暮らせる。安心して運転できるシステムの構築・開発が必要だと思われます。
そんなにゆっくり待つ暇はありません~!
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